私たちが日ごろ使用している水道水には、多くのミネラル分が含まれています。
その主な成分は、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、鉄、銅、アルミニウム、
珪素などです。
これらの金属がイオン化した状態で水の中に存在します。

水の中に全くミネラル分を含まない水のことを『硬度０の軟水=純水』といいます。
主に製薬会社 などで医薬品や化粧品を製造するときに使用します。

WHO（世界保健機関）の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」といいます。
簡単にいうと、カルシウムとマグネシウムが比較的多く含まれる水が硬水になります。

一般的には、硬度0～100mg/lを軟水、101～300mg/lを中硬水、301mg/l以上を硬水と分けられます。
東京の水道水の硬度は60mg/l前後ですが、当店では軟水器を導入し硬度が0～2mg/l位の間で
施術しております。

水道水中の硬度成分（ミネラル成分）の何が問題かというと、水道水中の硬度成分と石鹸が
結合して金属石鹸が出来ることです。

金属石鹸とは簡単にいうと湯あかや石鹸カスです。この金属石鹸は非常に粘着力があるため、
何とでもくっつきやすい性質 があります。

お肌に目に見えない金属石鹸の被膜が形成されることで、つっぱり感や肌荒れの原因となったり、
皮膚の老化を早めることが知られています。


毛髪においては、金属石鹸の被膜で毛髪が覆われていることにより薬剤が浸透しにくく、
パーマ・縮毛矯正がかかりずらい、カラーが染まりにくいなどの問題があります。

また、水道水で髪を洗う事で傷んでいる毛髪には特にカルシウムが付着しやすく、
毛髪のしなやかさや手触り、艶が低下し、パサパサ・ごわごわなど質感低下の原因となる
事が分かっています。

軟水中にはほとんどカルシウム等の硬度成分を含んでいないため、金属石鹸を除去し、
しなやかで柔らかい髪への変化を体感して頂けます。

是非、今までにはないお髪・肌の質感・頭皮のさっぱり感をご体感下さい！