| 2ブロックカット（2セクションカット） |
2ブロックカットとは、頭を2つのブロックに分けてカットを施し
後は髪の質感・長さ・段差を色々と組み合わせればシンメトリー構成や |
2、以下の写真はバック・サイドともアンダーセクションを短めにカットし2ブロックにしたパターンです。
写真モデルの方はサイドの髪が膨らむため2ブロックの髪型にすることになりました。
アンダーセクションは、地肌が透ける程度の短めの刈り上げにしています。
アンダーセクションの地肌が透ける場合、オーバーセクションの髪もかなり根元近くから
梳いてうっすら地肌も透ける程度に髪を減らしデザインする必要があります。
何故ならばアンダーセクションが地肌が透ける程度の軽めの2ブロックなのに
オーバーセクション（上側）が少しでも重いと
カツラをかぶったような違和感が出てしまいデザインになりません。
アンダーセクションと質感を合わせるため、オーバーセクションに根元近くからの3Dカットを施しさらに
2ブロックカットとオーバーセクションの境目に根元近くから適量のセニング（両梳タイプ）を入れることで
質感を合わせています。
こんな感じで2ブロックカットはデザインや髪質によりかなりの微調節が必要になります。
この微調整が、デザインやスタイルの持ち・スタイリングのしやすやに反映します。
1、以下の写真はサイドのアンダーセクション(下側）のみを2ブロックにする例です。
写真モデルの方はサイドの髪が膨らむため3Dmagicカットを取り入れた2ブロックの髪型にすることになりました。
アンダーセクションは、セームレイヤーという段差でカットしナチュラル質感な2ブロックにしています。
ナチュラルな2ブロックにする場合、オーバーセクションとアンダーセクションの髪の長短差は1.5cm位でデザイン
しています。
逆に2ブロック部とそうでない部分の髪の長短差を1.5cm以上にすればするほど
ダイナミックなヘアスタイルを作ることができます。